
毎朝起きると、必ず窓を開け、新しい空気を部屋に取り込む。
今朝は窓を開けた瞬間、キーンと冷たい風が入ってきた。
おお寒い…と思いながら、いつもより早めに窓を閉めた。
その後、燃えるごみを出しに行き、ついでに庭を一周してみると
芽キャベツの葉に乗った夜露が氷になっていた。
驚くとともに、なんだかとても美しいものを見付けた気分になる。
夜露が凍るくらい冷え込んだ、今朝の空気。
そして時は経ち、夕方四時半ごろ、東の空にくっきり白い月が出ていた。
まるで空に穴が空いたように白い。
まだ真っ暗ではないのに、やたら輪郭がはっきりした月。
思わず外に出て眺めてしまった。
部屋に戻ると、外の空気を纏った服がとても冷たい。
ついに冬の到来。
ワクワクする。










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