
今回もサワードウを使ったパン。
ほどよい酸味をなんとかキープ出来ている、我が家のサワードウ。
強い酸味になってしまわないよう、まめに新しい粉と水を足している。
面倒な時もあるけれど、今のところは大丈夫だ。




生地に刻んだドライイチジクをたっぷりと加え、ほんのり甘いパンにする。
いつもは60g程度加えるのだけど、今回は80g。
イチジクがところどころ顔を出している、ゴツゴツした生地になった。

焼き上がり。
クープの開きは小さく、どっしりとした印象のパンになった。
実がぎっしりと詰まっている感じがする。

スライスしてみると、イチジクの果肉がコロコロと散らばり
甘い香りを漂わせている。
生地はしっとり、柔らかい。
噛み締めれば、イチジクの甘さが広がり
風味のしっかりとした生地との相性もよい。
軽さのあるパンも美味しいけれど、サワードウの重いパンに
ドライフルーツはとても合うなあといつも思う。
果実をギュッと包み込む生地は強く、そしてやさしい。
イチジクのパン、材料と工程
《材料》
◎パン種
全粒粉(十勝とやま農場 きたほなみ) 7.5g
強力粉(十勝はる麦の会 はるきらり) 7.5g
水 15g
サワードウスターター 20g
◎本捏ね
全粒粉(十勝とやま農場 きたほなみ) 50g
強力粉(十勝はる麦の会 はるきらり) 50g
強力粉(坂下農園 春よ恋) 150g
塩 5g
パン種 全量
ハチミツ 10g
水 180g
ドライイチジク 80g(好みの大きさに刻んでおく)
《工程》
パン種の材料を混ぜ、嵩が2倍ほどになるまで温かい場所で発酵させる
↓
ボウルに完成したパン種、ハチミツ、水を入れよく混ぜる
↓
粉類と塩を合わせてふるい入れ、粉気がなくなるまで手で混ぜる
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刻んだイチジクも加え、生地全体になじませる
↓
45分毎にパンチ×3回
↓
生地をまとめ
室温3.5時間
冷蔵庫16.5時間 発酵
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室温1時間 復温
↓
丸め
↓
ベンチタイム30分
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成形し、発酵かごに入れる
↓
室温1.5時間 発酵
鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱
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クープと霧吹き
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熱い鍋に生地を入れ
230℃35分(蓋あり)
230℃5分(蓋なし) 焼成(オーブン下段)

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