
今回はヘーゼルナッツとドライイチジクを使ったパン。
いつものパン生地に、それぞれの具材をたっぷり練り込んで焼く。






少ないイーストでゆっくりと発酵させた生地。
イチジクは、使う数時間前にラム酒をふりかけておいた。
その効果か、焼き上がりにほんのりお酒の香りが混ざっている。

スライスしてみると、ヘーゼルナッツとイチジクの姿がちらほら見える。
たっぷり使ったつもりだったけれど、もっと沢山入れてもよかった。
クラストはしっかり頑丈で、クラムはふっくら。
少しだけ入れたシナモン、そしてラム酒の香りがほんのり漂い
ヘーゼルナッツの芳香もガツンと立ち上がってくる。
イチジクも丁度よい甘さを演じ、プチプチした食感も楽しいアクセントに。


最近は、どのパンも最後の一枚をトーストすることにしている。
そしてバターをたっぷり沁み込ませ、ジュワジュワしているところを
がぶりといただく。
今回のパンも熱が通ったことでフカフカ感と芳ばしさが増し
パンとバターの味わいが一体となった。
これは毎回、至福の時間。
やめられない美味しさだ。
ヘーゼルナッツとイチジクのパン、材料と工程
《材料》
全粒粉(坂下農園 春よ恋) 60g
はるゆたか(片岡農園 ハルユタカストレート) 120g
キタノカオリ(オフイビラ源吾農場 有機栽培キタノカオリ) 120g
ドライイースト 0.6g
塩 5.4g
ハチミツ 12g
ぬるま湯 210g
ヘーゼルナッツ 50g(ローストして冷まし、好みの大きさに砕いておく)
ドライイチジク 60g(好みの大きさに切り、ラム酒を少しふりかけておく)
《工程》
ボウルに粉類、ドライイースト、塩を入れ混ぜる
↓
別の容器にハチミツとぬるま湯を入れ混ぜ
先のボウルの加える
↓
粉気と大きなダマがなくなるまで手で混ぜる
ヘーゼルナッツとイチジクを加え、生地全体になじむようにさらに混ぜる
↓
45分毎にパンチ×4回
↓
生地をまとめ
温かい場所で3時間
冷蔵庫11.5時間 発酵
↓
室温1.5時間 復温
↓
丸め
↓
ベンチタイム30分
↓
成形し、発酵かごに入れる
↓
温かい場所で1.5時間 発酵
鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱
↓
クープ、霧吹き
↓
熱い鍋に生地を入れ
250℃30分(蓋あり)
230℃5分(蓋なし) 焼成(オーブン下段)

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