
先日作った、栗のシロップ煮。
ほとんどが煮崩れてしまい困ったけれど
そのバラバラになった栗を使い、ケーキを焼くことにした。
参考にしたのは、下園昌江さんの本『果物を楽しむフランス菓子と保存食 』。
その中にある、栗とヘーゼルナッツのガトーを参考にした。
レシピの名の通り、クルミではなく、本当はヘーゼルナッツだけど…
そして栗のシロップ煮ではなく、本当は渋皮煮を使うのだけど…
あくまでも参考に…というわけで早速作ってみた。


ちゃんとした型も無かったので、小さめのバットにオーブンシート敷き、焼く。
生地の量に対し、バットが大き過ぎた気もしたけれど
焼き上がりは生地がふっくらと膨らみ、丁度いい具合に。
生地の上にのせた栗やクルミも美味しそうな姿に変化。

食べてみると、生地の表面はカリッ、中はふっくらとした仕上がり。
失敗したはずのシロップ煮もケーキの主役になり
芳ばしさと栗のほっこりとした風味を感じる、秋らしいケーキになった。
ケーキというと、パウンド型に入れたケーキばかり焼いていたけれど
薄い生地に具材が沢山のったケーキもとても美味しい。
季節ごとに具材を変え、いろいろ焼いてみたも楽しそうだ。

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