
また食パンを焼いた。
今回は生地に牛乳を加えたもの。
牛乳は『古谷乳業』のフルヤ牛乳。
千葉県産生乳限定の牛乳。
これがなかなか美味しくて、スープを作る時にも使っている。




そんな牛乳を加えて作った生地は、スベスベ、ムチムチした手触り。
焼き上がると、まるでチーズのような芳ばしい香りを纏い(でもチーズほど重くない)
ぷっくり、こんがり色付いた姿になった。


スライスしてみると、中はフワンフワンでフカフカ。
小麦の芳ばしさの中に、ミルキーな香りが混ざる。
食べれば、クラストは引きが強くむっちり頑丈。
そんなクラストに包まれ、柔らか~な生地が口の中でほどけてゆく。
コクのある味わいと、ハチミツ(生地に加えている)だけではない
乳成分のやさしい甘さを感じる。
前回ハマってしまったので、今回も最後の一枚はトーストに。
これがまた、カリカリとモッチリの食感が二度楽しめ
溶け出すバターを受け止めながら、まるで全身で味わうような一枚になった。
本来ならバターが溶けた部分と塊のままの部分、両方楽しみたいのだか
写真を撮っている間にバターがどんどん溶けていってしまい、焦った状態に。
バターをとるか、写真を撮るか、とても難しい所だ。
今回の食パン、材料と工程
《材料》
全粒粉(坂下農園 春よ恋) 50g
強力粉(若山農産 キタノカオリ) 85g
強力粉(はるゆたかストレート) 115g
ドライイースト 0.5g
塩 4.5g
ハチミツ 10g
牛乳 80g
水 100g
《工程》
ボウルに粉類とドライイーストを入れ混ぜる
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別の容器に塩、ハチミツ、牛乳、水を入れよく混ぜ
粉のボウルに加える
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粉気と大きなダマがなくなるまで手で混ぜる
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45分毎にパンチ×4回
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生地をまとめ
室温3.5時間
冷蔵庫11.5時間 発酵
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室温1.5時間 復温
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丸め
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ベンチタイム30分
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成形し、薄く無塩バターを塗った型に入れる
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室温2時間 発酵
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生地のテッペンにオリーブオイルを塗る
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190℃に予熱したオーブンで20分 焼成(オーブン中段)

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