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9月7日(日) 『パッションフルーツ』

酢っぱ美味しい、パッションフルーツ

先日、道の駅で買ったパッションフルーツ。

道の駅で売られているものには、大抵生産者の方の名前が値札に印刷されている。

このパッションフルーツの値札には、以前草刈りでお世話になった

シルバー人材センターのおじちゃんの名前であろうものが貼ってあった。

あっ!と思って早速購入。

あのおじちゃんが作ったものなら、絶対に美味しいと思う。

名前の覚え間違いかもしれないし、勘違いかもしれないけれど

期待に胸が膨らむ。

パッションフルーツの食べごろは、皮がシワシワになってからだそうで

家でしばらく寝かせ、食べごろを待った。

買って来た時にはつるんとしていた皮も、ようやくシワシワになり

今日あたりが食べごろ。

皮が乾き、見た目にもホントに食べられるの?

という姿のパッションフルーツ。

ところが切ってみると、果汁がこぼれそうになりながら

甘酸っぱい香りを放った実と種が現れた。

スプーンで掬って食べると、甘さとプチプチした楽しい食感の後に

ガツンと酸味が来る。

そして堪らない芳香。

これは待った甲斐があるというもの。

あっという間に胃に収まってしまったパッションフルーツだけど

味わいに中にあのおじちゃんの笑顔も浮かんできて

さらに甘酸っぱさが増す。

あれからパッションフルーツを道の駅で見かけることはないけれど

大事な季節の片鱗を味わわせてもらったんだなあと、感謝の気持ちに胸が膨らみ

またおじちゃんの名前を探してしまうのだった。

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