
有元葉子さんの著書『おやつはうちで作るもの』を見ながら
オリーブオイルのケーキを作った。
(本の中では「マルフーガケーキ」となっている)




卵と砂糖を湯煎にかけながら泡立て、その後粉を加える。
最後にオリーブオイルを加え、焼成。
卵と砂糖を湯煎にかけながら泡立てるのは初めてだったので
なかなか要領が掴めない。
このくらいかな?という不安を抱えたまま作業を進める。
さらに、レシピに載っているサイズのバットがなかったので
手持ちの18cm×18cmの型で焼く。


不安と適当さがまざったケーキだったが、焼き上がりは甘い香りが漂い
焼き色もきれいに仕上がった。
忘れないうちに表面に粗塩をふり、完成。

焼いた日の夜に、早速食べてみる。
食べる時もたっぷりオリーブオイルをかけるところが、このケーキの面白いところ。
口に含むと、生地はしっとり、きめ細かな食感。
やさしい甘さの中にオリーブオイルの香りがふわりと立ち上がり
舌の上にさらりとそのコクが残る。
そしてほんの少しの塩が、しっかりアクセントになっている。
普段食べるスポンジケーキとは一味違う、オリーブオイルのケーキ。
軽くて、ちょっとクセになる美味しさがある。
美味しいオリーブオイルが手に入った時は、一番に作りたくなるケーキだ。
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