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4月4日(金) 『美味しかった、カンパーニュ』

ふっくら焼き上がった、サワードウ使用のカンパーニュ

今回も自家製酵母、サワードウを使ったカンパーニュ。

サワードウスターターから起こしたパン種は、元気に発酵。

パン種と一緒に少しだけハチミツを加え、生地に甘みをプラス。

パンチを繰り返しグルテンを強め、一晩冷蔵庫で発酵。

生地は張りのあるよい状態。

十字のクープを入れ焼いたところ、パックリと大きく開き

うねうねと生地が下からせり上がっている。

焼き色もよく、美味しそうな香りに包まれる。

スライスしてみると、クラムは驚くほど柔らかく

とても滑らかな質感。

芳ばしい空気を沢山含み、ふっくらしつつも、力強い印象。

食べてみて驚いたのは、香りのよさと

なめらかに喉を通りすぎる、その食感。

酸味もほんの少し感じる程度で、小麦の香りや酵母の旨味が

いつもより大きく感じられる。

サワードウで作るパンの醍醐味が、ギュッと詰まったようなパンになった。

今まで作ったカンパーニュの中で、一番美味しいかもしれない。

サワードウはスターターの管理が大変だと感じるけれど

こんなに美味しいパンが焼けるなら、そんな苦労も惜しまない。

小さな感動に浸りながら、元気なスターターに感謝でいっぱいの気持ちになった。

《材料》

◎パン種

サワードウスターター 20g

全粒粉(十勝とやま農場 きたほなみ) 7.5g

強力粉(さわやま農場 有機栽培はるきらり) 7.5g

ぬるま湯 15g

◎本捏ね

全粒粉(十勝とやま農場 きたほなみ) 50g

強力粉(さわやま農場 有機栽培はるきらり) 50g

強力粉(坂下農園 春よ恋) 150g

塩 4.5g

パン種 全量

ハチミツ 8g

ぬるま湯 175g

《工程》

パン種の材料を混ぜ、嵩が2倍ほどになるまで温かい場所で発酵させる(25℃前後)

ボウルに完成したパン種、ハチミツ、ぬるま湯を入れ混ぜる

粉類と塩を合わせてふるい入れ、粉気がなくなるまで手でよく混ぜる

45分毎にパンチ×3回

生地をまとめ

室温2時間(1.5倍程に膨らむまで)

冷蔵庫17時間 発酵

室温1.5時間 復温

丸め

ベンチタイム30分

成形し、発酵かごに入れる

温かい場所で1.5時間 発酵

鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

生地をオーブンシートに移し、クープと霧吹き

熱い鍋に生地を入れ

230℃30分(蓋あり)

200℃10分(蓋なし) 焼成(オーブン下段)

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